2023年 02月 24日
顔に似合わず血管は敏感 |
肘に作った新しいシャントでの透析
穿刺で取りは良いのだが返しの穿刺で失敗が続く。
上腕の穿刺が苦手な人結構多い。
今回も返しで失敗。
エコーを使える技師さんに代わって見てもらうと…
なんと穿刺で失敗した箇所から肩に向かっての血管が狭窄していると言う。
画像を見せてもらうと素人でもわかる刺せない程の狭窄だ。
失敗した箇所の出血が原因で血管が押し潰されている可能性もあるが
1箇所では無く肩近くまでが細くなっているのはおかしいと言う事になり
即シャントを作った病院で診察を受けた方が良いのではとクリニック内がざわつき始めた。
取り敢えずエコーで外見からではわからない血管を探す。
静脈の枝分かれした血管で使えそうな物が見つかり穿刺。
技師さんに手首にシャントを作った時に医師から言われた
僕の血管は刺激に敏感らしくPTA(バルーン治療)の際も痙攣を起こし収縮する傾向がある事を告げると
その可能性もあるかもしれないとの事。
つまり穿刺して針を刺したまま押したり引いたりしたので
血管が刺激を受けて痙攣を起こしてしまったのでは無いか?と言う事だ。
透析終了後、再度エコーで血管をチェック。
すっかり血流が戻っている。
技師さんも驚いていたが、やはり血管の痙攣が原因の様だ。
技師さんが最後に一言「仁さん血管は穿刺で失敗出来ない物だと言う事がわかりました」との事。
心臓には毛が生えているのに血管は意外にデリケートらしい。
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by jintaro_jin
| 2023-02-24 23:59
| 腎不全・健康