2017年 05月 14日
アラ還 同窓会 その2 |
同窓会当日
雨は降りそうに無かったがどんよりした曇り空。
初めて行く店なので少し時間に余裕を持って自宅を出た。
新橋駅から思ったより近く、すぐに着いてしまった。
受付開始は12時30分、まだ10分以上時間がある
開宴は13時。
小道をへだてた隣にチェーンのカフェがあったので、そこで時間をつぶす事にした。
受付開始時刻ぴったりに行くのは、もの凄く期待して楽しみにしていた様に思われかねないので
開宴10分前にカフェを出た。
変な自尊心が邪魔していると思われるかもしれないが、
以前、例の全寮制の高校の同窓会があまり好きなタイプのイベントでは無かったのが
若干トラウマになっている事もある。
もちろん高校時代の同級生の中にも、会いたかった人もいて
それはそれで楽しかったのだが、
全体的に暑苦しいのだ。
同じ釜の飯を食った仲間だ!俺たちは小中や大学の同級生より深い絆があるんだ!
友情とは無償の愛だ!在学中はそんなに付き合いが無くても俺たちは親友だ!的な暑苦しさ。
以前もその論理の延長で、無償で同窓会のwebコンテンツのBGMの編集をやらされた事もあった。
その同級生の頼み方も「お願い」では無く
「お前音楽系の仕事やってんだから、やって当たり前だろう、協力しろ」という態度だったので
色々リクエストが来たが、途中でうっちゃって、これしか無いという形で2〜3曲候補を出して
曲の尺の調整だけして終わらせた。
そんな妙な連帯感が小学校の同窓会にもあったら嫌だなと
心のどこかからブレーキがかけられたのかもしれない。
しかし、そんな事は杞憂に終わった。
公立の小学校だが、土地柄もあって当時はお坊ちゃんお嬢ちゃん学校として有名だった。
もちろんごくごく普通の家庭の子も通っていたが、
坊ちゃん嬢ちゃん率が高いのだ。
そんな環境もあって、割とおっとりした奴が多い。
暑苦しさも無い。
受付で、歩いて1〜2分に住んで居た幹事の一人美雪ちゃんから名札を受け取る。
20代の頃一度プチ同窓会で会って以来だから30数年振りだが、
いきなり下の名前で呼ばれて「卒業の時何組だったけ?」と数日前にも会った様な調子で話しかけられる。
「全く記憶に無い」と言うと、「卒業アルバム持って来ている人がいるから、それ見てね」と言われる。
卒業アルバムか…それなりに幹事さんは気合い入っているのだな、
なんて思い。どのテーブルに座るか一瞬迷う。
10人位座れる円卓が3つ。
恩師のいる席はハードルが高いので、やめておく。
さて、残り2つどちらに座ろうかと思っていた時に、声がかかった。
大学時代のバンド仲間、南雲からである。
助かった、見回して顔見てもわからない奴が半数以上だったので、
どこに座るのが一番気楽か、もの凄いスピードで考えていた矢先だったので
ナイス助け舟。早速南雲の隣に座る。
僕の隣に幹事をフォローしていた哲ちゃんが座り宴会が始まった。
奇しくもレタス360のメンバーがドラムを除いて3人並ぶ事になった。
by jintaro_jin
| 2017-05-14 13:10
| 日常